交通安全、渋滞対策、環境対策などを目的とし、人と車と道路とを情報で結ぶITS技術を活用して、これまでVICS、ETC、ITSスポット、DSSS等が実用化されてきました。
本格的な人口減少と超高齢化が進む中、「世界で最も安全で環境にやさしく経済的な道路交通社会の実現」を目指す日本において、交通事故死者の大幅な削減と、安心・安全に移動できるための安全運転支援技術の高度化が急務となっています。
このような社会変化に対応し、我が国が強みとする自動車関連技術と新たなITS通信を組み合わせた運転支援システムの研究開発と公道実証実験等を、官民連携して積極的に展開しております。
これらの取り組みを一層加速し、実用化及び普及を促進するための推進母体として、ITS Connect推進協議会を設立し、ITS専用周波数を活用した運転支援システム(ITS Connect)の基盤となる技術の検討と運用支援を行い、安心・安全な交通社会を実現することを目指します。
2014年10月28日 設立